Evernoteを使うには有料のプレミアムプランにするしかないのか・・・と思わせる、残念な仕様改訂が行われました。
Evernoteがウェブ版も利用端末数としてカウントする仕様に
Evernoteはアプリ、ウェブ版それぞれのバージョンアップを行い、ウェブ版もアプリ版同様の仕様になりましたが、それに伴ってウェブ版も利用端末としてカウントすることになりました。
これまではアプリの利用を利用端末としてカウントし、ウェブ版はカウントされない仕様でしたが、今回のバージョンアップで同じ機能を持つんだからウェブ版も端末としてカウントするよ・・・ということのようです。
逃げ道がなくなった・・・
これによって、アプリまたはウェブ版でEvernoteにログインしている端末が利用端末となってしまうので、「メインのPCとスマホの2台でアプリを使い、サブ的なパソコンではウェブ版を使う。」といった、逃げ道がなくなってしまい、無料のベーシックプランで使うユーザーは大きな制約をかけられてしまいました。
有料のプレミアムプランに移行するか、利用端末2台の制約の中で使っていくか、他のサービスに移行するか・・・難しい選択ですね。
前回のプラン変更の際もOneNoteをはじめとする他のサービスに移行したユーザーも多数発生しましたが、今回も同様のことが起きそうです。
最近はNotionに移行する方も増えているようです。
まとめ
個人的には以前から有料プランを使っているので、今回の仕様変更で影響はないのですが、先日、別用途でベーシックプランで新アカウントを作成して使ってみたところ、メールでEvernoteに送るのも月に5件までといった制限もあることが発覚・・・Evernoteを無料で使うのは相当な制約を覚悟しないといけないんだな、ということを実感しました。
Evernoteは何度かのプラン変更で、その度にユーザー離れを起こしていると思いますが、今回もまた離れていくユーザーが大勢出るでしょうね。
これまでネットで生まれて育ってきた多くの無料サービスも、無料プランの制限が厳しくなってきているものが多いです。
そろそろ無料でなんでも利用できるという時代は終わるのかな・・・。
投稿者プロフィール
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@penchi
デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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