macOS Tahoeがリリースされ、アップグレードでインストールしましたが、OSはクリーンインストールをモットーとしているワタシとしてはインストールメディアを作成しておきたいところ。
というわけで、macOS Tahoeのインストールメディアを作成しました。

AppStoreにmacOS Tahoeがない?

macOSはリリースされるとAppStoreに掲載され、そこからダウンロードしてインストールできます。
インストールメディアを作る際は、ダウンロードしたらインストールを中止して、ダウンロードファイルを利用してインストールメディアを作ることができます。

しかし、2025年9月18日時点ではAppStoreでいくら検索してもmacOS Tahoeは見つからず・・・。
9月16日にリリースしているのになぜ?

macOS Tahoeのインストールメディアを作る

9月16日からあれこれ情報を探していたのですが、先ほど(9月18日 11:00頃)下記の情報を見つけました。

Xのポストにあった下記のサイトの情報で、無事macOS Tahoeのインストールメディアを作ることができました。

macOS Tahoeのインストールメディアを作る手順

用意するもの

32GB以上のUSBメモリ

作成したUSBメモリを確認すると、19GB程度使用しているので、32GBのUSBメモリで間に合うと思います。
exFATでフォーマットしておきましょう。

作成手順

作成にはMacのターミナルを使います。

ターミナルを起動し、下記のコマンドを入れて、ダウンロード可能なインストーラー一覧を見てみます。

softwareupdate --list-full-installers

macOS Tahoeのインストーラーをダウンロードするには下記のコマンドを入れます。

softwareupdate --fetch-full-installer --full-installer-version 26.0

ダウンロードには時間がかかるのでしばらく待ちます。
ターミナルにダウンロードの進行状況が表示されるのでわかりやすいです。

ダウンロードが完了すると、Macのアプリケーションフォルダに macOS Tahoeインストーラー が保存されています。

用意したUSBメモリをMacに挿して、USBメモリのボリューム名を控えます。
この際にわかりやすいボリューム名に変更するのもおすすめです。
ワタシはUSBというボリューム名に変更しました。

ターミナルで下記のコマンドを実行します。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Tahoe.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ボリューム名

※ボリューム名は各自使用しているUSBメモリのボリューム名に変更してください。

一度停止して実行するかを確認されるので、y キーを押して実行します。
ここでも時間がかかるのでしばし待ちます。

作成作業が完了すると、インストールメディアが出来上がります。

まとめ

手順はApple公式の方法ですが、この記事を書いた時点はAppStoreからmacOS Tahoeをダウンロードできないので、上記の方法でダウンロードして作成しました。

通常のアップグレードや再インストールの方法でインストールできますが、Mac mini M1で最新のOSの環境で再インストールしようとすると、購入時のOSが出てきてしまうので、インストールメディアを使ってクリーンインストールしたという経験が何度かありました。

また、使っているOSはMacでもWindowsでもインストールメディアを持っていないと安心できないタイプなので、インストールメディアの作成は必須事項なんです。

これからAppStoreでもmacOS Tahoeがダウンロードできるようになると思いますが、それまでは上記の方法で対応できます。
macOS Tahoeのインストールメディアを作成したい、と情報を探している方のお役に立てば幸いです。

この場をお借りして、情報を提供していただいたofficeの杜さんに感謝いたします。

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@penchi
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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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