以前から考えていたことなんですが、これまで使用していたサーバーマシンを廃止し、データをOneDriveに移行しました。
古くはバッファローのNASから始まって、10年以上NASやサーバーを使い続けてきましたが、ここ数年クラウドサービスの充実がめざましく、維持管理の手間とコストを考えると、クラウドに移行した方がいいのでは? と検討していました。
現在使用しているのは、HP EX490にWindows 8.1 Proをインストールしたサーバーで、OneDriveで同期&バックアップも行っていました。
HP EX490 をWindows 8.1 Proでファイルサーバーにする | penchi.jp
Windows 8.1サーバーで、OneDriveを使いバックアップ兼外部アクセスをする | penchi.jp
元々不要なデータは消す、滅多に使わないけど保存しておきたいものは、DVD等に保存する・・・というスタンスで管理していたので、サーバー内のデータは思ったほど多くはありません。
今回クラウドに移行したいデータ量は25GB程度。
現在使用しているOneDriveの容量で十分間に合うので、思い切って移行することにしました。
OneDriveのデータフォルダを変更する
Windows 8.1のノートPCに外付けHDDを接続し、全データをそのHDD内に置き、OneDriveと同期させます。
OneDriveのプロパティの「場所」で、OneDriveに設定するフォルダを変更できるので、ここで外付けHDD内に作った OneDriveフォルダを指定します。(フォルダ名は OneDrive でなくてもいいようです。)
MacでもOneDriveアプリを利用できますが、MacのOneDriveのアプリでは、一度設定したOneDriveフォルダを変更することができません。
OneDriveアプリをインストール時にフォルダを指定することはできますが、後から変更できないので注意が必要です。
今後、OneDriveアプリのバージョンアップで対応してもらいたいですね。
今回は念のため、Windows 8.1のノートPCに接続し設定しました。
RAID対応HDDでローカルデータも安全に
基本になるデータを置くのは、PCのHDDではなく、外付けHDDにしました。
RAID対応のHDDケースに、1TBのHDDを2台入れて、RAID 1(ミラーリング)で設定。ローカル環境でもデータ保存も安全策をとります。
左がHDD、右はサーバーに使っていたUPSをHDDに流用。
OneDriveの仕様統一に期待!
マイクロソフトは、現在3種類あるOneDriveの仕様を統一すると発表しています。
期待!OneDriveの仕様が統一されるようです | penchi.jp
Office 365のビジネス版を契約したいのですが、これに付属するOneDrive for Businessがダメダメな仕様なので、現在待機中。
OneDriveの仕様が統一されたら、Office 365のビジネス版を契約し、OneDriveもそれを利用しようと思っています。
Office 365を契約すると、OneDriveの容量は無制限に使えるそうなので、容量の心配なく使うことができそうです。
Office 365のOneDrive容量無制限は日本でも実施 | penchi.jp
365日24時間、常時動いているサーバーがないというのは、なんとなく安心感もありますね。
OneDriveは基本、パソコン内にデータを置いて同期するスタイルなので、ネットやサーバーのトラブルがあっても作業できるという点でも安心。
しばらくこのスタイルで使っていこうと思います。
投稿者プロフィール
-
@penchi
デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
>>> プロフィール詳細
最新の投稿
- ソフトウェア2024/08/16ObsidianをSelf-hosted LiveSyncで同期させる簡単な方法
- お知らせ2024/08/16Fly.ioのアカウントを作成する方法
- PC2024/06/13Windows 11インストール時にマイクロソフトアカウント必須 新たなシステム導入か?
- PC2024/06/11NucBox G5 ざっくりベンチマーク