マイクロソフトのオンラインストレージサービス OneDrive の仕様が統一される、というニュースが入ってきました。
Microsoft、OneDriveの今後を説明 同期エンジンを統合し「プレースホルダー」は一旦消滅 - ITmedia ニュース
え? OneDriveって3つも仕様があったの?
OneDriveは同じ名称でも、3つの仕様に分かれています。
■ Windows7、8、Macのコンシューマー版(一般的に広く使われているOneDrive)
■ Windows 8.1版(Windows 8.1はOSレベルでOneDriveが装備されています)
■ OneDrive for Business(ビジネス向け 単独及びOffice 365ビジネス版等で提供)
この中で特に違いが大きく「同じ名前だけど、実際は別物じゃん!」と突っ込みたくなるのが、OneDrive for Businessです。
利用するアカウントは別ですし、機能もまったく違います。
【清水理史の「イニシャルB」】 OneDriveとOneDrive - INTERNET Watch
OneDriveの仕様の違いで、Office 365導入を躊躇
実は去年の秋に、Office 365のビジネス版の導入を検討していました。
WindowsとMacそれぞれでOfficeを使うし、ビジネス版のOffice 365なら、1アカウントで5台までOfficeアプリをインストールできます。
しかし、詳細をチェックしてみると、同時に提供される OneDrive for Business が、まったく違う仕様で、ファイルの数は2万ファイルまでという制限もある・・・ということがわかりました。
マイクロソフトアカウントも別になるのですが、これはまぁ妥協できるとして、OneDrive for Business の仕様がネックになり導入を見合わせました。
今回の発表のように、OneDriveの仕様を統一してくれれば、Office 365のビジネス版でもOneDriveが使いやすくなると思うので、改めて導入を検討しようと思います。
できればマイクロソフトアカウントも移行できるとありがたいんですが・・・。
Office 365で提供されるOneDriveは、容量無制限なっているようなので、うまく使えば、現在運用しているサーバーからOneDriveへ移行してしまうという方法もあります。
サーバーの更新&維持費を考えると、Office 365の料金の方が安いですからね。
Office 365のOneDrive容量無制限は日本でも実施
Office 365 をご利用いただいているお客様の OneDrive 容量が無制限に - Office Blogs - Site Home - TechNet Blogs
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@penchi
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