
Obsidianの保管庫同期には公式のObsidian Syncを使っていたのですが、色々と検討の末、iCloudドライブでの同期に変更して様子を見ることにしました。
Obsidianを使うデバイスの変化
これまではLinux(Ubuntu)PCを使う機会も多く、iCloudドライブでの同期はできず、試行錯誤の末に公式のObsidian Syncを使うことになりました。
2024年の8月からObsidian Syncでの運用をしていますが、さすがに公式だけあって快適な環境で利用できています。
しかし、最近になり利用するデバイスに変化があり、MacとWindowsのマシンが増えて、その分Linux PCの出番がなくなってきました。
元々Linuxは古いWindows PCを延命させるために使っていたもので、そろそろ限界なものもあり、自然と入れ替えに・・・。
MacとWindowsならiCloudドライブでもOK
MacとWindowsならiCloudドライブでも同期させて利用可能です。
動作が不安定と評判が悪かったiCloud for Windowsも2024年の春以降、改善が進んでおり、安定した同期が実現できています。
モバイル系デバイスはiPhoneとiPadで利用できればOKなのでiCloudで問題なしです。
Obsidian SyncからiCloudドライブへの移行方法
- MacのObsidianでiCloud同期のテスト用保管庫を作成し、iCloudドライブにObsidianフォルダを作成する
- メインのPC(今回はMac miniで行いました)でObsidian Syncの同期接続を解除
- PCのローカル(今回は書類フォルダ)にある保管庫を丸ごとiCloudのObsidianフォルダにコピーする
- Obsidianで保管を開き動作を確認する
- 他のPCでiCloudドライブに同期されたことを確認し、それぞれObsidianで保管庫を開き、動作を確認する
現在、Mac2台、Windows3台、iPhone、iPadで同期して使っていますが、特に問題は起きていません。
同期もスムーズでストレスになるようなことはありません。
以前あった設定ファイルがうまく同期できないトラブルが気になっていたのですが、今回はそのようなトラブルは経験していません。
iCloud for Windowsの同期もだいぶ安定してきたということでしょうか?
Obsidian Syncは年払いで9月まで契約期間があるので、様子を見て問題があるようなら戻すことも視野に入れていますが、とりあえずこのまま使って様子を見ていきます。
Obsidian Syncの契約を解除できる目処が立てば、その分の費用を使ってGoogle WorkspaceのStarterからBusiness Standardにアップグレードして、本格的にGeminiを使える環境にしようかと目論んでいます。
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@penchi
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