Obsidianの保管庫同期を、Obsidian SyncからiCloudドライブに変更して2ヶ月になりますが、予想以上に快適に使えています。
WindowsマシンのiCloudも問題なし。
そこで同期設定の際に気をつけることをまとめてみます。

ObsidianのiCloudドライブ同期でできること

Obsidianの保管庫同期の方法はいろいろありますが、iPhoneやiPadのObsidianアプリでは標準設定でiCloudドライブになります。
デバイスのローカルに置くことはできますが、他のクラウドサービス(Googleドライブなど)を利用することはできません。

同期できるデバイス(OS)

  • Mac(macOS)
  • iPhone(iOS)
  • iPad(iPad OS)
  • Windows(Windows 10、11)

WondowsはWindws用のiCloudを利用する

MacやiPhone、iPadはOS標準でiCloudが使えますが、WindowsではMicrosoft StoreからiCloud(iCloud for Windowsから名称変更になったようですね)を入手しインストールします。

iCloudドライブ同期利用時に気がついたこと

iCloudドライブを使ったObsidianの保管庫同期を利用して気がついた点をあげてみます。

初回同期には時間がかかる

保管庫のデータ量にもよりますが、初回の同期は時間がかかります。
先日もWindows用iCloudで利用するため設定しましたが、データ量は20MB程度でも設定して15分以上かかりました。
データ量というより、ファイルの数が多いと時間がかかるようで、初回設定時は気長に待ちましょう。
同期状況はWindows用iCloudアプリを起動すると確認できます。

設定ファイルの同期について

以前使っていた時は、Obsidianの設定ファイルがうまく同期できないというトラブルを経験し、OS毎に設定ファイルを使い分けるということをしていましたが、2025年4月に利用開始した時はそういったトラブルはありませんでした。

ObsidianのiCloud同期でトラブル発生(追記:トラブル解決?)

ObsidianのiCloudドライブでの同期で、テーマやフォントが初期化され同期できないというトラブルが発生中。 WindowsのObsidianがおかしい 今日、WindowsマシンでObsidian…

2024年5月に利用していた際に経験したトラブル

今回、iCloudドライブでの同期を設定した際は、設定ファイルの使い分けもなし、初期値の設定ファイルを同期させて使っています。

同期速度は速い

MacやiPhoneなどのiCloud同期は当然スムーズで問題ありませんが、Windows用iCloudの同期もスムーズで、ほぼストレスは感じません。
以前は「WindowsのiCloudは同期が不安定で使い物にならない!」と酷評されていた時期がありましたが、2024年春に大幅に改修され、その後もブラッシュアップされているようで、MacやiPhoneのiCloud並みのスムーズな同期ができています。

MacもWindowsも同様ですが、パソコンを起動した直後は若干同期に時間がかかるので、1,2分待って同期されたの確認してから使うようにしています。

iCloudドライブはMac・Windows・iPhone・iPadならおすすめの同期方法

iCloudドライブが利用できるのはMac・Windows・iPhone・iPadですが、この中に収まるならObsidianの保管庫同期方法としておすすめです。
無料で5GBまで使えるので、その範囲なら費用はかかりません。

残念なのは、AndroidではiCloudが使えないので同期方法の選択肢から外れます。
同様にLinuxやChromeOSでも利用できません。

個人的にはAndroidやLinux、ChromeOSも使っていますが、Obsidianを使うのはMac・Windows・iPhone・iPadと限定しました。

以前言われていた、WindowsのiCloudは使い物にならない・・・というイメージが未だに残っている方もいらっしゃると思いますが、最近のWindows用iCloudは以前とは大きく違っているので、試してみる価値はあります。

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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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