パソコンのストレージはHDD(ハードディスク)から、SSDへ移行しつつありますが、Windowsもそれにあわせて進化するようで、SSDの異常検知機能が実装されるようです。
SSDの故障はHDDよりダメージが大きい
SSDはHDDより高速に読み書きできるため、起動や動作が格段に速い・・・ということで、最近はストレージにSSDを採用するパソコンが増えています。
ウチのパソコンもオールSSDになりました。
速い、静か、省電力といいことずくめのSSDですが、故障した時のダメージが大きいというデメリットがあります。
HDDのようにディスク面の一部にエラーが出て故障したという場合は、正常な箇所にあるデータは取り出すことができるのですが、SSDはメモリーチップが故障すると記録されていたものが全滅してしまいます。
HDDのように徐々に壊れるの場合は予兆がありますが、SSDの故障は突然やってきて一気に全滅・・・という事態になるので、そのダメージは大きいです。
Windows 10にNVMe SSDの異常検知機能が搭載される
マイクロソフトが9月30日に公開した Windows 10 Insider Preview(Build 20226)には、SSDの異常を検知し、デスクトップに通知してくれる機能や、健康状態を確認できる機能が実装されたそうです。
ただし、この機能が有効なのは、NVMe規格のSSDが対象で、それ以外のSSDでは動作しないようです。
SSD搭載のパソコンもシリアルATAのもの、AHCIのものがあるので、SSD搭載パソコンでも動作しないことがあるので注意が必要ですね。
日頃からバックアップをしておくことが一番ですが、SSDの異常を検知してくれる機能があれば、突然データが全滅する・・・という最悪の事態を避けることができるので、助かることも多くなるのではないでしょうか。
一日も早く、正式版に搭載される日がくるといいですね。
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@penchi
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