マイクロソフトのオンラインストレージ OneDrive のiPhoneアプリが、OneDrive for Businessに対応しました。
先ほどAppStoreをチェックしたらアップデートが来ていました。
サクッとアップデートしてみると、アカウントメニューに「OneDrive for Business を追加」の項目が表示されています。
OneDriveは、個人用のOneDriveと、法人向けのOneDrive for Businessの2つがあり、それぞれ別のアカウントになりますが(個人アカウントをビジネス用に移行する等はできない。)、今回のアップデートで、それぞれのアカウントを設定しひとつのアプリで使えるようになりました。
今回はiPhone・iPad用のアプリのアップデートですが、Androidアプリではすでにこの機能を持っています。
OneDriveの仕様統一への動きが始まった
OneDriveと、OneDrive for Businessは、同じOneDriveの名称を持ちますが、まったく異なる仕様のサービスで、さらにWindows 8.1用のOneDriveは仕様が異なるというややこしさ。
マイクロソフトは先日、このOneDriveの仕様を統一すると発表しましたが、今回のアプリのアップデートもそれに向けての仕様変更なのではないかと思います。
Microsoft、OneDriveの今後を説明 同期エンジンを統合し「プレースホルダー」は一旦消滅 - ITmedia PC USER
さらに先ほどチェックしたら、OneDrive for BusinessのMacアプリのパブリックプレビュー版を公開したとのニュースがありました。
MS、Mac用「OneDrive for Business」のパブリックプレビュー版をリリース - ZDNet Japan
これまでOneDrive for BusinessはWindows用のアプリしかなく、Macで利用する際はWebアクセスのみでしたが、アプリが提供されることでMacでもWindows同様に利用できるようになりますね。
そして仕様統一の暁には、OneDriveアプリも一本化されるのでしょうか?
@penchi は、OneDriveの仕様が統一されたら、現在運用しているサーバーを廃止し、OneDriveに移行しようかと思っています。
サーバーの維持管理とOffice 365の金額を比較すると、Office 365を導入した方が、低コストで運用できます。
Office 365 を契約すれば、OneDriveの容量は無制限で利用できるので、容量を気にせず利用できるのもありがたいです。
Office 365 をご利用いただいているお客様の OneDrive 容量が無制限に - Office Blogs - Site Home - TechNet Blogs
今後、ますますクラウドの活用が多くなってきそうです。
投稿者プロフィール
-
@penchi
デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
>>> プロフィール詳細
最新の投稿
- ソフトウェア2024/08/16ObsidianをSelf-hosted LiveSyncで同期させる簡単な方法
- お知らせ2024/08/16Fly.ioのアカウントを作成する方法
- PC2024/06/13Windows 11インストール時にマイクロソフトアカウント必須 新たなシステム導入か?
- PC2024/06/11NucBox G5 ざっくりベンチマーク