パソコンやインターネットが普及して身近なものになり、日々当たり前のように使っていますが、自分が死んだときにそれらがどうなるのかを考えたことはありますか?

FacebookとGoogleは、死後のアカウント管理の設定でがきるようになったとの情報が入りました。

 

デジタル終活が必要な時代に

パソコンやスマートフォン、インターネット等では実に多くの情報を持っていますが、それらを扱うために使っているのがID(アカウント)とパスワード。

今、使っている方が亡くなった際に、IDやパスワードがわからなくて処理したくても処理できないということが多数発生しているそうです。
中には証券会社のオンライントレードサービスを停止できなくて、ユーザーさんの死後も自動的に取引されている・・・といった恐ろしい事態もあります。

終活という言葉を聞くようになってしばらく経ちますが、最近は デジタル終活 ということも注目されています。

 

Facebook・Google 死後のアカウント管理について

FacebookとGoogleは、それぞれのサービスで死後のアカウントをどうするかをユーザー自身で設定しておけるようになりました。

 

ユーザーの死後、アカウントを削除する、遺言を残すなどの設定ができるようになったようです。

これからは各サービスでこういった機能も装備するような時代になるんですね。

 

自分の死後、まわりに迷惑をかけないためにすること

パソコンやインターネットを扱う仕事柄、IDやパスワードの管理について相談を受けることも多いのですが、書いておくことをおすすめしています。

パスワードはメモしないこと・・・なんて言われますが、増え続けるIDやパスワードをすべて頭で覚えておくことは無理です。

 

例えば1冊のノートに利用しているすべてのサービス・ID・パスワードを書いておき、そのノートは特定の場所(できれば鍵付きが望ましい)に保管。新たなサービスを追加したりパスワードの変更もそのノートに記入するようにします。

そのノートは使ったら必ず保管場所に返し、その部屋から出さないという決まりを作り、情報漏洩を防ぎます。
どうしてもデータを持ち出したい場合は、必要なものだけを書き写し、使用後は書き写したものをきちんと処分するようにします。

このノートの存在を家族や信頼できる人に教えておけば、万が一突然自分が死ぬようなことがあっても、まわりに迷惑をかけることはないでしょう。

 

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@penchi
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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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