マイクロソフトは6月13日にOfficeアプリの新インターフェイスを発表、デスクトップ版、オンライン版ともこの夏以降に公開されるそうです。

 

Officeのメジャーアップデートが実施される

今回のOfficeのメジャーアップデートでは、昨年採用したFluent Design Systemに基づくルック&フィールになるということです。

具体的にはOffice 2007で採用されたリボンインターフェイスが大幅にシンプルになり、現行の最大3行表示から1行表示になるという点があげられます。

出典:TechCrunch Japanの記事より

Microsoft、Officeをメジャーアップデートへ――Fluentデザイン言語を全面的に採用 | TechCrunch Japan

 

メジャーアップデートはこの夏から公開される予定

デスクトップ版、オンライン版ともにメジャーアップデートということですが、デスクトップ版はWindowsアップデートで大幅に変えてくるのか、次期バージョンのOffice 2019で対応してくるのかは不明です。

2013や2016と複数ある現バージョンのインターフェイスを変えるというのは難しいのではないかと思うので、個人的にはOffice 2019の公開が夏頃という予想をします。

Outlook.comのオンライン版はウェブアプリなのでサクッと変えてくるのでしょうね。

 

マイクロソフトOfficeは大きく変わるタイミングか?

デスクトップ版の次期バージョン Office 2019は、対応するWindowsがWindows 10のみ。
サポート期間の残るWindows 7や8.1でもインストールすることすらできないようです。

そして、サポート期間を現行バージョンの10年(メインストリームサポート5年+延長サポート5年)から、7年(メインストリームサポート5年+延長サポート2年)に短縮するという情報もあります。

「Office 2019」がWindows 10"だけ"サポートする理由

これらの情報から見えてくるのは、Office 2013や2016、2019というスタイルの永続ライセンス(従来のパッケージ買い切り型)を廃止し、Office 365で展開するサブスクリプションモデルに集約してくるのではないか、ということです。

 

マイクロソフトという企業はメインの収益がOffice 365を中心とするサブスクリプションサービスになっていて、一般的なイメージであるWindowsやOfficeのパッケージを売って成り立つ企業ではくないのです。

当然、Officeもパッケージからサブスクリプションモデルへという流れになるでしょう。

気になるのは日本独自らしい パソコンに付属する形で販売しているOffice Premiumを継続するのかどうか? ということですね。パソコンを買うとWord・Excelは付いてくるものと思っている日本人に、年払いのサブスクリプションサービスは大きな拒否反応が出そうな気がします。

 

2018年後半はマイクロソフトOfficeが大きく変化するタイミングになりそうなので、注目していきたいと思います。

 

 

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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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