つい最近のことですが、MacのDropboxアプリがネットに接続できない=同期できないという現象に見舞われました。
今までにないことで不思議だったのですが、スムーズに原因がわかり無事改善することができました。
追記:2018年8月18日
この記事で紹介しているトラブルは最新版(2018年8月中旬に確認したもの)で解決しています。
MacのDropboxアプリがネットに接続できない
ある日、MacのDropboxアイコンをみると半透明で×印が表示されていました。
ネットに接続できないということは同期ができないということで、これは困ります!
原因はカスペルスキーの設定だった
アプリを終了して起動させたり、Macを再起動させたりしても改善できないのでアプリを確認すると、セキュリティで保護されたインターネット接続を確認しています・・・というメッセージが出ています。
ここで「もしや?」と思ったのが、セキュリティソフト カスペルスキーの設定にある ウェブ保護機能の設定。
カスペルスキーの設定の プロテクション の ウェブ保護 にある 「安全な接続(HTTPS)をチェックする」という項目なのですが、ここは初期設定ではチェックが入っています。
安全な接続(HTTPS)をチェックする の項目のチェックを外してみると・・・
Dropboxがネットに接続され同期してくれ、アイコンも正常表示になりました。
どうやら、カスペルスキーの厳重なウェブ保護機能が邪魔をしてしまっていたようです。
実はこれ、ブラウザのFirefoxで、Google等のページを表示させると発生する 安全な接続ではありません という表示になり利用できない、というトラブルの回避方法と同じなのです。
セキュリティで保護されたインターネット接続? → HTTPS? → Firefoxで経験したあれと一緒? ということで、カスペルスキーにたどり着いたという次第。
この現象が起きたMacは再セットアップしたばかりのものだったので、カスペルスキーが初期状態だったのです。
セットアップの際はカスペルスキーは最後にインストールするので、セットアップ中はDropboxも正常に接続できていたので気がつかないわけです。
その後、別のMacを再セットアップしたのですが、そのMacでも同様の症状が起きたので、カスペルスキーの設定が原因に間違いはないと思います。
Mac・Dropbox・カスペルスキーの組み合わせで起きる現象なので、遭遇する方は多くないかもしれませんが、参考までまとめてみました。