Windows 10の発売は7月下旬という噂もあり、仕事柄チェックしておかなければならないので、現在リリースされているテクニカルプレビュー版をインストールして試すことにしました。
「Windows 10」正式版は7月末の公開か AMDが業績発表でコメント - ITmedia エンタープライズ
Windows 10 Technical Preview の入手
Windows 10 Technical Preview は、マイクロソフトの下記の、Windows Insider Program サイトから入手できます。
ホーム ページ - Windows Insider Program
マイクロソフトアカウントでWindows Insider Programにサインインすれば誰でも利用することができます。
アクセスしたパソコンをそのままアックグレードすることもできますが、今回はISOファイルをダウンロードし、インストールDVDを作成、新規インストールを実施しました。
Windows 10 Technical Previewをインストールする
今回インストールするパソコンは、2008年に発売された富士通のノートパソコン FMV NFC40です。
CPUはCeleron T1600(デュアルコア)、メモリは4GB(2GBから増設済み)、HDDは250GB、出荷時のOSはWindows Vistaでした。
今となっては貧弱な性能ですが、この仕様でどの程度動くのが試してみます。
作成したインストールDVDを入れ、DVDから起動すると、Windows 8と同じようなインストールプログラムがあらわれました。
4月25日にダウンロードして作成したインストールプログラムのビルドは10041です。
最新のビルドは10061ですが、これはインストール後にストアを通じてアップグレードできるようになっているそうです。
山市良のうぃんどうず日記(33:特別編):Windows 10プレビュー版、最新ビルド「10061」はUI改善が中心、メール/カレンダーアプリも新しく - @IT
インストールは特にトラブルもなくサクッと完了。ほとんど手を付けず、自動でインストールされました。
Windows 10 Technical Previewをチェックする
インストール後表示されるのはデスクトップ画面。Windows 8のようなスタート画面ではありません。
復活したスタートメニュー。
スタート画面はなくなり、スタートメニューが復活しました。
テクニカルプレビューは、Windows 10 Proです。
FMV NF40Cに新規インストールした状態で、認識しないデバイスは2つ。
これは富士通お馴染みの独自のものだと思いますが、特に動作に支障はないはずなので、取りあえず放置します。
新ブラウザのSpartanは、Build 10049からということで、今回インストールしたビルドには入っていません。
いずれアップデートして使ってみるつもりです。
スタートメニューは、Windows 8のスタート画面のように自分の好みに設定できます。
Windowsの設定が集約するコントロールパネルは、従来のスタイル。ちょっと安心しますね。
気になる動作スピードは、予想以上に快適。Vista時代のマシンでも十分実用になる動きです。
Windows 7が動くマシンなら、アップグレードしても快適に使えると思います。
インストール後、プリンタのインストールをしましたが、キヤノンのMG7130、コニカミノルタの複合機 c224eは、Windows 8.1のドライバで問題なくインストール、動作しました。
今後、ビルドのアップデートやOfficeのプレビュー版などを入れて、さらにテストしてみようと思います。
ホーム ページ - Windows Insider Program
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@penchi
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