
やっとSelf-hosted LiveSyncでの同期ができるようになって使っていましたが、実際に使ってみると気になるところもあり・・・ついに公式の同期サービス Obsidian Syncに手を出してしまいました。
Self-Hosted LiveSyncで気になること
ほぼリアルタイムで同期してくれて快適ではあるのですが、サブ的に使っているデバイスで開いた際に同期するものの表示されない新規ノートがありことも度々。
Obsidianを再起動させてみるときちんと表示されるのですが、その手間もプチストレス。
また、Aのデバイスで書いたデイリーノートが反映されず、Bのデバイスで開いたまだ書いてないノートに書き換えられてしまった(コンフリクトの表示も出ず)こともありました。
コンフリクト(ファイルの競合)の表示が出てよく確認せずボタンをクリックしたら書いた内容が消えたことも数度・・・。
実際に使ってみるといろいろと出てきますね。
Obsidian Syncを試してみる
デイリーノートの仕組みが整い、さらにツェッテルカステンに再挑戦するための準備もできたので、Obsidianの利用頻度が激増、本気で使う体制になったので、公式の同期サービス Obsidian Syncを試してみることにしました。
まずは1ヶ月試してみようということで、Sync StandardをMonthly billing(月払い) $5/月 の契約をしました。

アカウントを作成し、Sync StandardをMonthly billingで申し込み、設定です。
今使っている保管庫でそのまま使いますが、設定前にバックアップを取ります。
Self-Hosted LiveSyncのプラグインを削除し、Obsidian Syncを有効化(Obsidianのコアプラグインの同期を有効化)して、アカウントを使い設定しました。
既存の保管庫をObsidian Syncに作成する保管庫に同期するような作業です。
2台目以降のデバイスは最初に作業したデバイスの保管庫をコピーしてObsidian Syncの設定を有効化するとスムーズに同期できてエラーも起きずにできました。
同期はスムーズで安定
Windows・Mac・Linux・iPhone・iPadで設定してみましたが、どの端末でも問題なくスムーズで安定して同期できています。
設定フォルダを丸ごと同期するのではないようで、プラグインや設定もObsidian Syncの設定で同期を有効・無効にできるようです。
今回はメインマシンの保管庫をコピーして他のデバイスの保管庫と差し替えて設定したので、細かい設定はメインマシのものが反映されています。
同期のストレスが解消
これまでいくつかの同期方法をためしてみましたが、それぞれ少しずつストレスや不安を感じる点がありました。
しかし、Obsidian Syncを使ってみると、そのストレスがありません。
さすが公式といったところですね。
Obsidian SyncのSync Standardは1つの保管庫・ストレージは1GBというプランですが、個人的にはこれで充分間に合うレベルです。
Obsidianを本格的に使う体制になったので、年払いで$48/年という料金も妥協できる金額かな・・・と感じています。
まずは9月後半まで今の状態で使ってみて、よかったら年払いに変更する計画です。
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@penchi
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