
ObsidianのSelf-Hosted LiveSyncでの同期は快適なのですが、設定フォルダを同期するようになっていると、便利な面もありますが、同期の競合やトラブルも発生します。
そこで、設定フォルダを同期する機能を無効にしました。
設定フォルダの同期がうまくいかない
まず問題になったのがフォントの設定が同期できなかったこと。
Windowsではメイリオを使いたいのですが、いくら設定しても保存されず・・・設定ファイルや同期方法に問題があるのかもですが、Windows専用の設定フォルダを作成してもなぜか保存されず、再起動すると元のフォントに戻っているという状態でした。
テーマを変更しても保存されないことがありました。
通知がうるさい
設定フォルダの同期が有効になっていると、他のデバイスで変更したものが反映される通知が頻繁に来たり再読み込みされたりと、なかなか賑やか。
これが微妙にストレスになりました。
設定フォルダの同期機能を無効にする
そこで、Self-Hosted LiveSyncの設定で、設定フォルダの同期を無効にしました。
Hidden file synchronization を Enabled から Disable にするのですが、この一行下の Disable ボタンをクリックすると Disable になります。

Disable になりました。

設定フォルダの同期を無効化するとどうなる?
各種設定やプラグインをインストールしても同期してくれないので、各デバイスでそれぞれ設定する必要があります。
この点は設定を頻繁に変更しなければ手間はかかりません。
その分競合や不具合も発生せず、通知もないので落ち着いて作業できます。
ノートの同期には関係ないので、まったく問題なくサクサクとリアルタイム同期してくれます。
OS毎に設定フォルダを作成した
今回の設定フォルダの同期問題の対処中に、設定フォルダをOS毎に分けました。
.obsidian(初期値)= Mac、Linux
.obsidian_win = Windows
.obsidian_ios = iPhone・iPad
設定フォルダの同期を無効化したので統一してもいいのですが、手動で同期させたい場合などに備えて念の為に別に設定しました。
実際に使っていると、情報だけではわからなかったものが見えてきて、対処に追われることがありますね。
個人的にはインストールしているプラグインも少ないですし、設定もそれほどいじってないので同期させなくてもいけそうです。
大々的に変更する際は、設定フォルダをコピーする方法でもいいかな。
Self-Hosted LiveSyncの設定に関する情報はそれなりにありますが、実際の使い方の情報が少なく、こういったトラブルの対処に苦心します。
使い方、特に設定フォルダの同期に関しての情報があればお教えいただけるとうれしいです。
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@penchi
デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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