ObsidianのiCloud同期時の注意点

デイリーノートをNotionからObsidianに戻したことで、改めてObsidianの愛クラウド同期についてチェクしてみました。

Mac、iPhone、iPadの同期はスムーズ

さすがにApple陣営の同期はスムーズです。
並べて確認しても数秒から待っても30秒程度でサクサクと同期します。
設定フォルダの同期もまったく問題ありません。

Obsidianに限らず、同期が遅い、同期されないなど酷評されているWindows版iCloudですが、今年（2024年）春に刷新されたとの情報があって以降は、大幅に改善されてると感じます。

Obsidianで使っている中で感じたことは下記の点。

起動したばかりのパソコンでは、iCloudドライブの同期に若干時間がかかります。iCloudが起動しチェックして同期する時間が必要みたいです。
パソコン起動直後にObsidianを起動してもすぐ同期はされず、2,3分経つと同期される感覚です。

起動後に同期されてからはスムーズに同期してくれます。
MacとWindowsを並べて確認しても30秒以内には同期してくれる感覚です。

Windows版iCloudが絡むとコンフリクト（同期のぶつかり合い）が発生し、ノート名(1) のようにファイルが増えてしまうことがまれにあります。
デイリーノートのようにこまめに編集するファイルで起きる可能性がありますが、頻度は少なくダブったノートの内容を確認し、不用なファイルを削除すればOK。

Obsidianの設定フォルダ（.obsidianフォルダ）の同期では過去に設定がリセットされるトラブルを経験しています。
トラブルがあってからは、設定フォルダをWindows版Obsidianでは別に設定（.obsidian-winというフォルダに指定）し、それ以降はトラブルは発生していません。

Obsidianの設定フォルダはRemotely Saveの設定フォルダ同期機能（実験版）でも設定が同期できないトラブルを経験しています。
設定フォルダの同期は慎重に考えないといけませんね。

Windows版iCloudの同期のクセを理解し、設定フォルダを別にすることで、ObsidianのiCloud同期は十分実用レベルであると感じます。
ただし、Mac、iPhone、iPad、Windowsでの同期になります。

Remotely Saveは若干同期のタイミングは遅れるものの、AndroidやLinux、Chromebookが加わっても同期できる点は魅力です。
個人的にはLinuxでも使えたら・・・とは思いますが、そこまでLinuxは使わないので今の安定したiCloud同期で妥協できる状態です。

@penchi

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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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