数多あるモノ書き系エディタ(ノートアプリ)はそれぞれ特徴がありますが、大きな違いに「どこにデータを置くか」という点があります。
今回はこの視点でモノ書きエディタを見てみます。

モノ書きエディタのデータ置き場は2パターン

今どきのモノ書きエディタは複数の端末でデータを同期しながら使うのが当たり前の仕様になっていますが、データ置き場は2パターンあります。

アプリ独自のクラウド

エディタアプリのサービスが独自で用意したクラウドに置く仕様のものです。

メリット

ユーザー側で用意する必要がなく、面倒な設定も不要です。
アプリの標準仕様のため、同期もスムーズでトラブルもほとんどありません。

デメリット

アプリ側の設備を利用するため、費用がかかります。
また、自分のパソコンにデータを置けないため不安を感じる方もいます。

主なエディタ

標準仕様で独自のクラウドを使うアプリには、UpNote、Inkdrop、BoostNoteなどがあります。
ObsidianやJoplinはオプションで独自クラウドが利用できます。

自分で用意したクラウド

DropboxやGoogleドライブ、OneDrive、iCloudなどのクラウドストレージに置く仕様のものです。

メリット

自分のクラウド(パソコン)にデータを置くことができます。
費用もかからず好きなクラウドサービスを選ぶことができるものが多いです。

デメリット

アプリによっては利用できないクラウドサービスがあったり、同期がスムーズにいかない場合もあります。

主なエディタ

Obsidian、Joplon、VS Code、iA Writer、Ulysses、Bareなどがあります。

個人的には同期がスムーズなのが好み

個人的にはどのデバイスの環境でもスムーズに同期できるのが最優先なので、アプリ独自のクラウドを使うアプリが好きです。
現在はUpNoteを使っていますが、以前使っていたInkdropもノーストレスで同期ができてよかったです。
MadとiOSに限定すれば、iCloudで同期するUlyssesやiA Writerも快適です。

ObsidioanもMacとiOSでiCloud同期にすると快適なのですが、WindowsでiCloudを使おうとすると同期が遅かったりしてストレスを感じたことがあります。

アプリの独自クラウドは自分でデータを管理できないと不安、という方もいらっしゃいますが、ワタシはそこまでのこだわりはないです。

また、現在利用しているUpNoteはバックアップ機能があり、定期的にローカル環境にデータをバックアップする機能があるので、これを有効にしておけばいざというときの備えになるので安心感はあります。

・・・ということで、今回はモノ書きエディタをデータ置き場の視点から見てみました。

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投稿者プロフィール

@penchi
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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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