このブログを始めいくつかのサイトはレンタルサーバーのエックスサーバーを使って運用しています。
そのエックスサーバーがサーバーも全面的に強化し、新サーバーの運用を開始。
既存サーバーのユーザーも順次移行できるとのことでしたが、その順番が回ってきたので、早速新サーバーへ移行しました。
国内最速サーバーへ
エックスサーバーは元々著名ブロガーさん達の間でも評価の高いレンタルサーバーでしたが、今回最先端のサーバーマシンを採用し、国内最速環境を実現したとのことです。
CPUはAMDの『AMD EPYC(Rome世代)』、これが48コア96スレッド(同時に複数の処理がたくさんできる能力を持つ)で、アクセスが集中しても高速で安定した運用が可能です。
さらにその足回りになるストレージはSSDでもより高速なNVMeでRAID10(ストライピング+ミラーリング)構成を採用しているので、こちらも高速になりました。
メモリも従来のサーバーでは256GBだったものを、512GBと倍増されており、全体的な仕様向上になっています。
新サーバー移行は簡単!
新たに申し込むユーザーは新サーバーでのスタートになりますが、既存ユーザーに対しても新サーバーへの移行ができる用意があります。
新サーバーへの移行サービスは、段階的に提供していくため、利用中のサーバーが対象になると手続が可能になります。
@penchiの利用するサーバーは先日その対象になったので、早速新サーバーへの移行手続を実施。
Xserverアカウントのページにログインし、左側にあるメニューから [新サーバー簡単移行] をクリックして手続をします。
手順は・・・
- データコピー(現サーバーのデータを新サーバーにコピーしてもらう)
- 確認(新サーバーにコピーされたデータや表示の確認)
- 移行(新サーバーの移行)
・・・という流れになります。
この中で実際に作業する必要があるのは確認の部分で、新サーバーへデータがコピーされたあとに、きちんとデータがコピーされたか、正常に表示・動作するかを確認するということ。
ただし、新サーバーに移行しても実際にネット上で表示されるのは現サーバーのデータなので、hostsファイルを編集して確認する必要があります。
正常に表示・動作することを確認したら、サーバーの切り替えを申請し、切り替わるのを待つだけです。
サーバー移行後の処理
サーバー番号が変わるので、メールやFTPの設定が変わります。
メールソフトやFTPソフトの設定値を新サーバーの値に変更する必要があります。
ウェブサイトやブログの表示・動作に意識がいってしまい、これらの作業が忘れがちになるので、気をつけたいところです。
実際に行った感想
最初のデータコピー申請をして2日ほど音沙汰無しだったので、問い合わせをしたのですが、その翌朝にコピー作業開始のメール、1時間くらいしたあとにコピー完了のメールが届いていました。
実際の作業は短時間で済むようですが、開始まで時間がかかる場合があるのかもしれませんね。
コピー完了後は、ログを確認し、コントロールパネルのファイルマネージャーでファイルを確認。
そしてちょっと面倒なんですが、hostsファイルを編集して、新サーバーの表示・動作確認をしました。
あとは、サーバー移行のボタンをポチッとして待つだけ・・・1時間もしないうちに新サーバーにあるデータが公開されました。
まとめ
新サーバーは快適です。
サイトの表示が速くなったことも体感できます。
移行作業はちょっと手間がかかりますが、やる価値は十分にあります。
投稿者プロフィール
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@penchi
デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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