購入したミニPC NucBox G5のセットアップを実施したところ、早速問題が・・・。
Windowsのライセンス認証でエラーが発生しました。

NucBox G5のWindowsでライセンス認証エラー

購入後、開封して外観をチェックしたので、早速セットアップをしてみました。
最初に言語を選ぶところから始まるのは珍しいなぁ、と思いながら作業進行。
ネット接続をしないでもセットアップできるので、ローカルアカウントでセットアップできました。

気になっていたWindowsのライセンス状態をチェックするとアクティブ、まともなライセンスなのか・・・。

しかし、その後ネットに接続すると、ライセンス認証の状態が、アクティブではありません に変わりました。
ハードウェアが変更されたという表示です。


トラブルシューティングをしても同様の表示。

Windowsのライセンス種別を確かめてみます。
コマンドプロンプトを開いて下記のコマンドを実行。

slmgr /dli

すると、下記の表示が出ました。

OEM版のライセンスのようですが、0xC004F034 のエラーコードが出ています。
この状態ではライセンス認証ができないようです。

Windows 11 Proのライセンスはパッケージ版で20,000円くらいするものですが、NucBox G5はWindows 11 Proが付いて20,000円台なので、OSの価格はどうなってるんだ? と思っていましたが、やはりちょっと怪しいようですね。

クリーンインストールで解決?

ネットでは、「クリーンインストールするとOEM版ではなくリテール版としてライセンス認証が通る」という情報があるので、手持ちのWindows 11 23H2のインストールメディアを使ってクリーンインストールしてみました。

万能なWindows 11インストールメディアを作る(追記:2024年10月2日)

Windows 11のシステム要件を満たさないパソコンにも簡単にインストールできる、バージョンアップできる万能なWindows 11インストールメディアを作る方法です。 万能なWind…

インストール時に選択するエディションは Windows 11 Pro、プロダクトキーを求められますが、プロダクトキーがないをクリックして進みます。
インストール後にネットに接続してみると・・・Windows 11 Proとしてライセンス認証されアクティブになっています。

Windowsのライセンス種別を確かめてみると、ネットの情報のようにリテール版になっていました。

表示されているプロダクトキーの一部も変わっていました。

このあたりはどういうことなのかわかりませんが、プレインストールされているWindowsでダメだけれど、Windows 11のインストールメディアを作ってクリーンインストールすればOKでした。

ちなみにこの後、GMKtecの公式サイトで配布されているG5用のWindows=再セットアップメディアのデータを使って再セットアップしてみたのですが、購入時と同じくOEM版でライセンス認証できませんでした。

結論
NucBox G5は購入後、Windows 11のインストールメディアでクリーンインストールすべし!

ライセンスの扱いはもやもやするのでなんともいえませんが、そこを理解して自己責任で使うもの・・・ということですね。

NucBox G5 アンボックス

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デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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