福島第一原子力発電所事故の関連で実施される福島県民健康管理調査の問診票が届きました。
中身は問診票と説明書と返信用封筒の3点。
東京電力の賠償請求書のような膨大な量ではありませんが、説明書を見ると、記入内容はかなり細かいようです。
説明書。回答は自由意思であり、出さなくてもいいそうです。
説明書の中身。震災当日から26日までの主な出来事が書かれています。
天気は晴れの日が多いですが、どんよりとした曇り空の印象しかないんですよね・・・。
説明書裏。かなり細かく記入しなければなりません。
問診票。
個人情報の記入欄。
3月11日から25日までの期間は、毎日の行動記録を記入しなければなりません。
3月26日から7月11日の記録はおおざっぱです。
自家栽培等の飲食物についての記入もあります。
言い方は悪いですが、福島県民総モルモット状態だと思います。
これで10年後、20年後に放射性物質が要因で健康上の問題が出た場合、補償してくれるのでしょうか?
ワタシの住む三春町は原発から50km弱ですが、補償は何もありません。強制的な避難の必要もなく、津波や地震の被害も大きくなかったので、震災前と大きく変わることなく暮らしていますが、放射性物質での被害はあとから出ることもあります。
東京電力が今提示している補償請求書には合意書が添えられているそうですが、原発事故で出た放射性物質が原因で10年後に健康被害が出ても補償しませんと言っているわけで・・・東京電力の傲慢さに腹が立ちます。
この先どうなるかわかりませんが、きちんと記入して提出しておきます。
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@penchi
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