ドコモの今後の行方が気になる @penchi です。
ドコモがAndroidではない、新しいOSのスマートフォンの発売を検討している、というニュースがあります。
新OSのスマホ、ドコモが来年にも発売へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
このOSは、Tizen(タイゼン)というものだそうです。
Androidと同じく、ベースはLinuxで、非営利団体のLinux FoundationによるプロジェクトTizen Associationが推進しています。
同じLinuxベースではありますが、Androidは開発元のGoogleの意向が強く反映され、それ故の制約もあります。
Tizenの場合は、オープンソースであり、独自のサービスを提供しやすいので、ドコモのように自社サービスに強いこだわりを持つ事業者には、魅力的なOSであるといえます。
OSが変わればアプリも変わります。
新しいOSを採用するというのは、リスクも大きいです。
自社サービスにこだわるあまり、いままで育てたOSから移行して、結果的に普及せずに失敗・・・なんてことがなければいいのですが。
現時点でも、ドコモのdマーケットやdメニューなんて、そうは使われてないと思うんですよ。
iモード時代は、ネットを利用する際はiモード経由でなければならなかったので、囲い込みもできましたが、スマートフォンでは、そういった制約がないので、囲い込みは難しいです。
ユーザーも、キャリアを関係なく利用できるサービスを望んでいるわけで、キャリア独自のサービスに大きな期待はしていないと思います。・・・というか、意識すらしていないのでは?
2012年11月には20万件のユーザーが流出したドコモ、今後の舵取りに注目していきたいですね。
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@penchi
デジタルガジェットとアナログな文具を好むハイブリッドなヤツ。フリーランスのパソコン屋兼ウェブ屋。シンプルでキレイなデザインやプロダクトが好きです。
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